名古屋名物みそかつの「矢場とん」が、三重県桑名市の特産物を活かした商品開発の施設を開設し、竣工式が行われました。

桑名市に開設された「新桑名名物開発研究所」は、地域経済の活性化を促進することを目的として、矢場とんが桑名市の特産物を活かした商品開発をしようと、矢場とんと桑名市が手を組んだものです。

きょうの竣工式は、矢場とんホールディングスの鈴木拓将代表取締役や、桑名市の伊藤徳宇市長らが出席して行われました。

(矢場とんホールディングス 鈴木拓将 代表取締役)
「いろんな宝がこの地域(桑名市)にもたくさん眠っていると思います。何か発掘しながら宝がいっぱいあると思うので、そんな宝探しができたらおもしろいんじゃないかな」

食材の保存や加工ができる設備が整ったこの施設では、第一弾として桑名市内でとれたたけのこを使った水煮やメンマを来月以降、市内の飲食店などで販売する予定だということです。

【新桑名名物開発研究所】
平屋建て、延べ床面積200平方メートル。
加工室・冷蔵室・冷凍庫を完備。
農産物直売所だった建物を活用。