きのう夜、三重県御浜町で大型バスが道路沿いの林に突っ込み、男性運転手が死亡するなどした事故で、男性運転手の体調は運行前の点呼で異常は無かったと運行会社が説明していることがわかりました。

「午前9時半過ぎ、重機を使ってバスがつり上げられました」

警察などによりますと、きのう午後8時半ごろ、三重県御浜町の国道42号で、大型バスが道路沿いの林に突っ込みました。

この事故で、運転手の57歳の男性が死亡し、男性10人、女性11人のあわせて21人が病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はないということです。

バスを運行する西武観光バスによりますと、このバスは和歌山県の那智勝浦町からさいたま市に向かっていたということで、運行前の点呼では、死亡した男性運転手の体調に異常はなかったということです。