名古屋市営バスで、運転手の労働時間が法定通り運用されているように見せかけるため、運行実績の改ざんが複数行われていたことがCBCの取材で分かりました。

CBCが関係者から入手した、名古屋市営バスのルートや所要時間などが記録された行政文書。去年10月、渋滞で31分の遅れが出たと書かれていますが、同じ文書を公開請求すると二重線で消されています。

さらに別の日には6.3キロの道のりを「6分」で走ったと記載されていますが、公開請求した文書では「19分」となっています。