“プラごみ”分別簡単に!?


愛知県豊明市では10月3日からプラスチックごみを細かく分別せず、資源ごみとしてまとめて出せるようになりました。愛知県内初というこの取り組み。分別が楽になるそのワケは何なのでしょうか。



年間100トンの“可燃ごみ”削減


豊明市ではこれまでハンガーやCDケースなどのプラスチック製品は、燃えるごみとして回収。プラマークのついた資源ごみとは別の区分けで回収していましたが、3日からはプラマークのないものも、プラスチックの資源ごみとして一括で回収します。

プラスチックごみの資源化を進めるための取り組みで、リサイクル業者などの設備を整えたことで実現しました。愛知県によりますと、プラスチックごみの一括回収は県内で初めてだということです。



(豊明市環境課 塚田力課長)
「プラスチックの一括回収に出していただくことで、リサイクルをすすめることができるので、ごみの減量にもつながると思った」

豊明市によりますと、プラマークのないプラスチックごみを一括回収することで年間100トンの可燃ごみを削減でき、回収したごみは、工場などで使われるパレットなどにリサイクルされます。



(豊明市民)
「可燃に入れた方がいいのか、プラスチックに入れた方がいいのか家族で悩んでいたので分かりやすくなったと思う」