繁殖の原因は、20年前の台風 養殖場から流れて…

小鳥川では釣り堀用に養殖していたブラウントラウトが、20年前の台風で養殖場から流れて以降、大量に繁殖したとみられ、イワナやヤマメなどの在来の魚を食べたり、餌を奪ったりするなど生態系を破壊。

(漁協組合員)「7割8割がブラウントラウトですね」

漁協は毎年、在来種を守るべく、ブラウントラウトが産卵期を控え川の水量が少なくなるこの時期に、電気ショックによる駆除を行っています。

この日、川で確認されたイワナは24匹、ヤマメが16匹だったのに対し…。
なんとブラウントラウトは150匹が捕獲されました。