カスハラ対策…個人名を特定されないために レシートも

他には一体どんなカスハラ対策が行われているかといいますと、名古屋市役所や岐阜県の関市役所などは以前はフルネームにしていた名札を名字のみに変えました。

そしてコンビニエンスストアのローソンは、さらに一歩進んでいます。名字のみにしていた名札を「役職+任意のアルファベットまたはイニシャル」にしたということです。

そしてコーヒーチェーンのタリーズコーヒーではレシートにレジを操作したスタッフの名前が掲載されているんですが、名前をやめて社員番号にしたということなんです。

やはりフルネームの名前が分かるとSNSなどでたどって個人が特定されて被害に遭ってしまうケースがあるということなので、企業側も客側も相手を思いやる、これが大事だと思います。

(若狭キャスター)
特に企業は今、人手不足が課題ですから、カスハラが原因で大事な従業員に辞められたら大変ですからね。カスハラ対策は今後も欠かせないと思います。