名古屋市の河村市長が衆院選への出馬を表明したことを受け、市議会は「議会開会中の辞職は無責任だ」として批判しました。

(自民党市議団 藤田和秀団長)
「(仕事を)全然やりきってない、やりっぱなし」

河村市長が任期途中に衆院選への出馬を表明したことについて7日、市議会と市長との協議が行われました。

議会側からは「議案審議中に職を投げ出すのか」などと批判の声が相次ぎ、会合は紛糾しました。

(名古屋市・河村たかし市長)
「仕事はちゃんと責任をもって引き継いでいく。国で実現していくことが名古屋のためになる。衆院選(出馬)は最後のチャンス」

河村市長は9日に辞職願を提出し、11日の本会議ではかりたい考えですが、市長不在の「空白」期間が生まれることを議会側は懸念していて、7日の会合では話はまとまりませんでした。