ネット販売などで多くの書店が苦境に立たされる中「本屋さんがない街」が増えています。
本の街として知られる東京・神田神保町。
(出版文化産業振興財団 松木修一専務理事)
「1か月あたり32軒ほど全国から書店が消えている。実際に無書店の割合は『市』で3パーセント、40パーセントの『町』には本屋さんがない。『村』だと86パーセントに書店がないという状況」

発表されたのは、書店が1軒もない自治体が増えている状況です。
出版文化産業振興財団の調査によると「無書店自治体」は全国に487。東海地方では愛知に2つ、岐阜と三重はそれぞれ8つと6つとなっています。

(中道陸平記者)
「ここ三重県南伊勢町にも、かつては数件の本屋がありましたが、今は1軒もありません」

三重県南伊勢町。2つあった書店は10年ほど前に廃業し、今は1軒もありません。










