8月に始まったばかりの新型コロナワクチン副反応の国家賠償訴訟。証言に立った男性患者の思いとは。

名古屋に住む櫻川博文さん(51)。国を訴えた裁判の法廷で、意見を述べる練習をしていました。

(ワクチン接種後 下半身不随になった 櫻川さん)
「国はこの健康被害を何事もなかったように風化させようとしており、絶対に許せません」

3年前、新型コロナワクチンの副反応で神経の病気を発症し、下半身不随になった櫻川さん。

ワクチンのリスクを十分説明しないまま、接種を進めたことは違法だと、他の患者や遺族とともに総額9150万円の損害賠償を求め、国などを訴えました。