(若狭敬一キャスター)
私は毎朝、娘の朝食にバナナを出しているんですが、バナナって色々な価格帯があって、スーパーでは「1本いくら」っていう高級バナナから房で売っているものまで、本数も値段も3段階から4段階ぐらいありませんか?
(柳沢彩美アナウンサー)
結構、価格設定が細かくて広いですよね。
(若狭キャスター)
バナナなどはじわじわと、値段が高くなっているという実感がありますね。

(柳沢アナ)
今回、取材をさせていただいた名古屋市北区のスーパーでは、売値は変えていないそうなんですが、仕入れ値は上がっているそうです。
例えば6房入りのバナナ1箱が、去年から1.2倍上がって3600円に。また、パイナップルは9玉入り1箱が去年から1.4倍上がって、3500円に値上がりをしているということです。
(若狭キャスター)
バナナに何があったんでしょうか?

(柳沢アナ)
名古屋のセントライ青果にも聞きました。バナナやパイナップルは日本に流通するものはフィリピン産が多いんですが、フィリピンの天候不順に加えて「シガトガ病」というバナナの病気の影響もあって、生産量が減り流通する量が少ないそうです。
そこに円安や輸送費の上昇もあったうえ、関税の低い中国や韓国の買い付けに日本が買い負けているという状況もあるのだそうです。










