三重県鳥羽市の離島神島に電気を送る海底ケーブルの増設工事が公開されました。

6月6日に公開された海底ケーブルは、鳥羽市内の変電所から配電線を通して電力供給を受けている答志島からさらに神島まで電気を送るためのもので、長さはおよそ8.5キロメートルです。

中部電力パワーグリッドは2005年に設置された1本目の海底ケーブルに異常があった際に電気を供給できるよう、神島の島内に非常用の発電所を所有していましたが、老朽化などを理由に来年廃止することが決まっています。

今後は、海底ケーブルが2本になることで、一方にトラブルが起きた際には、もう1本の海底ケーブルで電気を供給するということです。