グルメやファッション、オフィスなどが集まり、東京と世界をつなぐグローバルな複合施設「虎ノ門ヒルズ」。

ここにはオイルと塩でいただくイタリア風お寿司やミシュラン・シェフが作るトンカツなど、全国の名店25店舗が一堂に会するグルメ街「虎ノ門横丁」があるんです。

その一角に行列を作っているのが、5月14日にオープンした牛丼専門店「元祖レア牛丼 頂(いただき)」、その看板メニューは…

(元祖レア牛丼 頂 樫下雅紀店長)
「黒毛和牛を使ったレア牛丼を作っています」
年間に約300頭しか出荷されない愛知のブランド牛「鳳来(ほうらい)牛」のレア牛丼。
(お客さん)
「美味しい!」
「めちゃくちゃ美味いんだけど」
「デリシャス」

こちらのお店、普段は名古屋で昼のみ営業しているんですが、2週間限定で虎ノ門ヒルズに出店することになったんです。
でも、なぜ名店ひしめく虎ノ門横丁に出店することになったのか?オープンまでを密着取材しました。

「元祖レア牛丼 頂」は、名古屋市中区矢場町にあるBARを間借りして営業。切り盛りするのは店長の樫下雅紀(かしした・まさのり)さん。でも、なぜ間借りしてレア牛丼の専門店を始めたんでしょうか?
(樫下店長)
「一人で営業することを想定して、美味しい肉を使って何かを始めたいと。探していった先に鳳来牛があって、美味しいお肉で丼だったら牛丼かなっていうところから始まりました」

樫下さんの「こだわり」はお肉だけではなく、愛知県産のブランド米「あいちのかおり」を使用したご飯に、ボイルした愛知県産のタマネギをのせ、愛知県発祥の「白しょう油」で作ったタレで鳳来牛を味付け。とことん愛知県産にこだわっているんです。
(樫下店長)
「愛知県の人でも、あんまり知らない美味しい食材がいっぱいあって。愛知県の人や全国の人に食べてほしい、知ってほしいと思って」

そんなこだわりのレア牛丼で勝負をかけるのが、東京・虎ノ門ヒルズのグルメ街「虎ノ門横丁」。
(樫下店長)
「インスタグラムで虎ノ門横丁をチェックしていて、いつか僕もそこでやってみたいっていう、そういう気持ちから始まって。牛丼っていうと大体500円から1000円でライトに食べられるもの。僕が作っているのは真反対の高級品。愛知県を越えて関東で皆さんに伝わるかどうか、すごく心配」










