愛知県稲沢市の国府宮で行われている「はだか祭」は、午後4時24分に祭の主役の「神男」が参道に登場しました。

この後「神男」は楼門をくぐって儺追殿(なおいでん)を目指し、神男に触れようとする、はだか男たちの激しいもみ合いが繰り広げられます。

【国府宮はだか祭】
愛知県稲沢市の尾張大國霊神社(通称・国府宮)で1200年以上続く祭で「天下の奇祭」とも言われます。正式名称は「儺追神事(なおいしんじ)」。
「神男(しんおとこ)」に触れると厄落としができるとされ、下帯姿の男たちが神男をめがけ激しい「もみ合い」を繰り広げます。

これまで女性が祭りに参加することはできませんでしたが、長い歴史の中でことし初めて女性の参加が認められ、もみ合いの前に行われる「儺追笹奉納(なおいざさほうのう)」に女性が参加しました。
コロナ禍で実施されていたマスク着用の制限もなくなるなど、4年ぶりの通常開催となります。