倉吉市出身の大相撲、第五十三代横綱・琴櫻の孫で、佐渡ケ嶽部屋の琴ノ若の大関昇進が、31日、満場一致で決まりました。ゆかりのある倉吉市は、お祝いムードに包まれました。
大相撲初場所で13勝を挙げた琴ノ若の大関昇進が、満場一致で決まり、伝達式が行われました。
琴ノ若「大関の名に恥じぬよう感謝の気持ちを持って相撲道に精進してまいります。本日は有り難うございました」
佐渡ケ嶽部屋からの大関誕生は、琴ノ若で7人目。
祖父で元横綱・琴櫻の出身地、倉吉市では、お祝いの横断幕が掲げられました。
倉吉市民「すごいですね」「今後がさらに楽しみになりましたし、琴ノ若関の知名度と一緒に琴櫻の知名度も上がっていくことを期待しています」
鳥取県の平井伸治知事はお祝いのコメントで。
「琴櫻襲名への期待も高まる中、待望の琴ノ若大関昇進おめでとう!優勝、綱取りへの挑戦を県民とともに応援する」
琴櫻襲名は、祖父である琴櫻自身も生前、孫に継いでほしいと話していたとのこと。
琴櫻記念館には、琴ノ若の手形なども展示されています。
倉吉市の担当者「倉吉の名前が全国に知れ渡ることはすごく良いことだと思います。琴櫻の襲名に向けて今後も頑張っていただきたい」