そしてもう一つは…

ヤマハパルス米子楽器社 遠藤亮幸インストラクター
「音域によっては舌が上がってきちゃったりというところもあり、舌の動きをまずは柔軟にしてあげなきゃいけないので、舌を鍛えてあげるのは必要だと思います」

2つ目は「タングトリル」。
舌先を震わせながら声を出すことで舌をリラックスさせ、リップトリルと同じく、音階をつけることで呼吸法のトレーニングにもなると言います。

歌う前にやると裏声も出しやすくなるということですが、一方で、毎日このトレーニングを続けることこそが、安定して裏声がきれいに出るようになる一番の近道だということです。

ヤマハパルス米子楽器社 遠藤亮幸インストラクター
「結局ボーカルって体が楽器になってくるので、例えば顔の筋肉だけ上手く使えたって、ほかの体の部分が使えていなかったらやっぱり上手くは歌えないです。ちょっとやってできるなら多分みんなもうプロですね」