チューリップを通した能登半島地震の被災地への支援が、鳥取県米子市の花店で始まっています。

米子市内にある花屋。
店内には、ピンク、白、黄色など、色とりどりのチューリップが並んでいます。

ワンセンス 地頭曜子さん
「能登半島地震で被災された方へ募金につながればと思ってお売りさせていただいています」

能登半島地震で被害を受けた富山県や新潟県はチューリップの一大生産地で、客が富山県産と新潟県産のチューリップ1本200円を購入するごとに、その半分の100円を寄付する取り組みを始めました。

春のイメージがあるチューリップですが、実は、切花としての旬は1月~2月とのことで、「復興支援チューリップ」として15日から販売を始めましたが…

ワンセンス 地頭曜子さん
「普段でしたら、1週間で50本売れたらいいかなというチューリップが、今のところ200本近く売れています」

被災地の復興に何かできることをと、客が次々と訪れ、急きょ仕入れを増やしました。

「復興支援チューリップ」の販売は1月末までを予定しています。