鳥取県境港市内の小学校で、35人の児童におう吐の症状が発生し、一学年が学年閉鎖となっています。米子保健所は、感染性胃腸炎の集団発生の疑いがあるとみています。
米子保健所は、17日、境港市の小学校で児童35人におう吐の症状があり、1年生の児童1人からノロウイルスが検出されたと発表しました。重症者はいないということです。
また、おう吐の症状があった35人のうち、20人が1年生で、学校では18日と19日の2日間を学年閉鎖としました。
米子保健所は、感染性胃腸炎による集団発生の疑いがあるとみて、詳しい原因を調べています。
山陰両県の最新の感染症流行情報(1月8日~14日)によりますと、現在、感染性胃腸炎は、鳥取県では、全域でやや流行、島根県では、全域で流行しているということです。
米子保健所では、トイレの後や調理前後、食事前の手洗いを徹底すること、下痢やおう吐などの症状がある場合は早めに医療機関を受診することなど、予防対策を呼び掛けています。