14日に閉店した島根県松江市の一畑百貨店に関連した売上高の合計が、推計で21億円近くになることが分かりました。
帝国データバンク松江支店が独自のモデルを用いて試算しました。
それによりますと、一畑百貨店を頂点とした取引企業は全国14都道府県の104社でした。そしてそこに連なる2次取引先以降も含めた周辺産業全体で一畑百貨店に関連する売上高を推計すると、合計20億8200万円に上るということです。
なお104社の内、直接取引があるのは89社、間接取引は15社で、所在地は、地元の島根県が最多で52社(売上高14億1500万円)、次いで東京都が14社(1億2800万円)、大阪府が8社(8700万円)、鳥取県7社(2億100万円)などで、全国に広がっています。
業種別では食品・飲料関連が54社。アパレル・物品関連が23社でした。そのほか包装用品卸やビルメンテナンス、リネンサプライ、内装工事、貸事務所といった業種もあるということです。