能登半島地震の被災地、石川県志賀町に派遣されていた鳥取市職員5人が10日、帰着し、市長に現地の状況を報告しました。

派遣されていたのは危機管理課の中本参事ら鳥取市職員5人で、10日の夕方、市役所に帰り着き、拍手で迎えられました。
5人は、県や他の市の職員らとともに派遣隊の第一陣として11月6日に出発し、鳥取県の支援先に決まった石川県志賀町で、支援物資の仕分け作業などに当たりました。
帰庁報告
「志賀町での任務を完遂し、異状なく帰庁しました」
道路の寸断が多く、苦労して目的地に辿り着いた支援隊は、最初は勝手がわからなかった物資の仕分け作業も、スムーズにいくよう工夫したということです。
鳥取市危機管理課 中本克章 参事
「徐々に仕分け作業も要領を得てきて、帰る前にはかなりシステマティックに行えるようになったかなと思っています。断水の解消が一番求められることかなと感じました」
鳥取市は県と連動しながら、今後も支援を続けていくことにしています。