鳥取県にある大山で、24日から登山を始めたとみられる3人と連絡が取れなくなったことから、遭難した可能性があるとして、26日朝から、警察などによる捜索活動が始まりました。
琴浦大山警察署によりますと、行方が分からなくなっているのは、鳥取県外在住の60代の男性2人と、40代の女性の合わせて3人です。
25日午後4時15分ごろ、山岳会から「大山登山をしていた3人がまだ下山していないので捜索してもらえないか。携帯電話も応答がない。」との通報がありました。
提出していた登山届によると、3人は24日に出発し、夏山登山道~弥山~剣ヶ峰~三鈷峰~宝珠尾根を縦走し、24日のうちに大神山神社に帰ってくる行程でしたが、24日には帰らず、翌25日午前8時ごろ、家族と連絡を取ったのを最後に連絡が途絶えたということです。
また、同じく午前8時ごろ、警察に「これから下山します」との連絡があったということです。
26日午前6時、鳥取県大山町の大山駐在所に捜索体制置き、警察などが捜索活動を始めました。