鳥取県琴浦町で、町職員による詐欺及び、約100万円の横領事案が発生したことが分かりました。町はこの職員を19日付けで懲戒免職処分としたということです。

琴浦町によりますと、12月19日付けで懲戒免職処分となったのは商工観光課に勤務する30代の職員です。

この職員は、2020年度~2022年度の間、商工観光課で2つの補助金を担当するなかで、通帳を勝手に持ち出したり、物品の領収書等を偽造したりするなどして、計98万6249円を横領したということです。

琴浦町では今年、町の消防団員が消防団の口座から約160万円を着服したとして、11月27日付け懲戒免職処分を実施していて、その後、各課で会計に関する執行状況調査を行った結果、今回の事案が発覚したということです。

町では引き続き、内部調査を行うとともに、警察に被害届を提出することも検討しているということです。