さらに自信作というのがこちら。
「意地の上にも三年」
円成寺 若槻大浩 住職
「うちの息子がお寺の修行に今、道場に行っておりまして。その時に、行く前に、どんなことがあっても3年頑張れよと。3年は、ということで言い聞かせた言葉です。途中で逃げ出してしまってから、どうのこうの言うな、まだ早いよと。やっぱり3年はいないと、物事は分からないと思います。何でも」
さらに一番の自信作は…
「逝く年いつか来る年」
円成寺 若槻大浩 住職
「いつかね、どうしても寿命というのは尽きてしまいますのでね。それを考えながら生きて行くというか。1日1日を大切に生きて行きなさいと」
「行く年、来る年」の漢字を1つ変えただけで、深遠な人生の教訓に生まれ変わります。

円成寺 若槻大浩 住職
「言葉というのは本当に上手い具合にできてて、本当にちょっと変えただけで全然意味が違って来るし。
掲示する1日前が、ちょうどお寺の座禅会と重なっておりまして、もう座禅しながら本当は何も考えず無にならなきゃいけないんですけども、頭の中はもう掲示板のことでぐるぐるぐるぐる回ってます」
冗談を交じえる若槻住職。ユーモアの中にピリリとスパイスが効いたメッセージを来年も楽しめそうです。