鳥取県議会のゴルフ同好会のお金を私的に流用したとされる松田正議員が30日、県議会の政治倫理審査会に出席し、流用の経緯について説明しました。

米子市選出の松田県議は、県議会ゴルフ同好会の幹事長をしていた2016年から今年にかけて、同好会の口座から50回以上あわせて250万円あまりの使途不明の出金を繰り返し、私的に流用したとされ、同好会の会員だった一部の県議が、11月警察に被害届を提出しています。

非公開で行われた30日の政治倫理審査会で松田議員は委員の質問に答える形で経緯を説明し、謝罪したということです。

鳥取県議会 松田正 議員
「しかるべき結論が出たらそれについてはしっかりと受け止めなければならないと思っている」

鳥取県議会政治倫理審査会 野坂道明 委員長
「このような事案ですから、委員の皆さんもこの状況を厳しく受け止めておられるので、それなりのご意見だったと思う。」

政治倫理審査会は12月4日の審査会で方向性を示す予定で、今議会中には議会としての対応を決めることになります。