鳥取県は24日、JA系のスーパー、トスクとAコープの店舗承継に関する新たな動きについて会議を開き、エスマートとしてオープンする店舗の予定などを公表しました。
県よりますと、閉店したトスクちづ店と若桜店について、エスマートとの店舗承継の交渉が23日までに合意に至ったとして、オープン予定を発表しました。
11月28日に「エスマートわかさ店」がオープンする予定で、「エスマートちづ店」は、12月中旬にオープンする予定ということです。
また、倉吉市関金町では唯一のスーパーだった「Aコープせきがね店」が9月に閉店していますが、関金地区には、蒜山の「みかもストア」の進出が決まっていて、店名となる愛称を募集しています。
一方、2024年1月末に閉店予定の県西部管内のAコープについては引き続き、JAが店舗の承継先を探しています。
県は、予算額1億円の「買物環境確保推進交付金」の活用を含め市町村と一緒に柔軟な対応を行うため、11月の県議会で補正予算として交付金1億円の増額を提案することにしています。
県は、承継交渉をサポートするほか、JAや事業者と連携して従業員の就業支援などを実施していくということです。