「ダビンチ」で知られるロボット内視鏡手術の専門家らが集う「日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会」の総会が、11日までの3日間にわたって、米子市で開催されました。
コロナ禍以降、鳥取県では、初の全国規模の大型学会です。
前立腺など泌尿器を中心に、ロボット内視鏡手術の専門家らが集うこの学会。
講演やセミナーの他、若手医師が参加するワークショップなどが、米子市内の3つの会場で開催されました。
このうち、学会の会長を務める鳥取大学医学部附属病院の武中篤病院長は、「手術への果てなき追求」と題して講演しました。
鳥大病院は、全国でも屈指のロボット手術の症例数を誇っており、自らの経験談のほか、ダビンチなど3機種、4台の手術ロボットを駆使しつつ、医局をまたいだ横断的組織における安全性の確保など、全国的にも注目される取り組みを披露しました。
11日までの3日間にわたって、およそ1500人が参加したこの学会。
コロナ禍以降、鳥取県では、初の全国規模の大型学会の開催となりました。