日本海の冬の味覚、松葉がにの漁が6日に解禁されるのを前に、5日、鳥取県内の港から漁船が出港しました。
日野彰紀記者
「ここ鳥取港からは4隻の漁船が出漁します。」
接岸した漁船では、底引き網の道具を点検したり、必要な物資を積みこんだりして
シーズン幕開けに備えました。
第二永福丸 網師野和敬船長
「自分が獲ったカニが特においしいと思うんで、少しでも色んな人に食べてもらえたらありがいかなと思う、そのために少しでも獲ってこないといけないと思うし。」
出港が迫ると、近くの賀露小学校の児童らが見送りに集まり、鼓笛隊の演奏でエールを送りました。
松葉がに漁は6日午前0時に解禁となり、期間は来年3月20日まで。メスの親がにと脱皮間もない若松葉がには、さらに期間を限って漁が行われます。
鳥取県の今シーズンの漁獲割り当ては昨シーズンより多い989トン。県内から23隻が出漁し、初競りは7日の朝行われます。