山陰でもインフルエンザの流行時期が例年より早まっています。
今年は10月にインフルエンザワクチンを接種する人が急増していて、さらに、解熱剤やかぜ症状の医薬品が不足していることから、医師は予防接種の検討を呼びかけています。
鳥取県米子市内のクリニック。
土曜日の午後にも関わらず、待合室は大混雑です。

来院者
「小学校でインフルエンザが流行っていて、それの予防接種で来た。」
そう、ここにいるのは全員、インフルエンザワクチンを接種する人たちです。
実はいま、山陰両県を含め全国でインフルエンザが流行しています。

定点医療機関で10月2日~8日に報告されたインフルエンザの感染者数は、島根県253人(前週194人)、鳥取県194人(前週126人)。
また、インフルエンザによる学年閉鎖学校数は島根県24校、鳥取県15校、学級閉鎖学校数は島根県27校、鳥取県29校、となっています。
こうしたなか、インフルエンザワクチンの接種状況にも変化が…
米子こどもクリニック 田本直弘 理事長
「インフルエンザのワクチン接種は毎年当院では10月1日からスタートしているんですが、例年よりもワクチン接種する人のピークが早まっている印象です。」
こちらのクリニックでは、例年、11月と12月に接種が集中しますが、今年は10月から接種に訪れる人が多く予約は去年の倍以上。

この日は、およそ3時間で、100人ほどが接種に訪れました。
ワクチン接種者
「周りにもすでに何人かインフルエンザにかかっている人がいて、早めに打とうと思って来ました。」
「先週とか「学校行ったら一日マスクをしてください」という緊急メールが回ったので、さすがにかかりたくないかなと思って来ました」
一方、インフルエンザの流行により、医師が懸念するのが、医薬品不足です。

米子こどもクリニック 田本直弘 理事長
「熱の薬、咳の薬、鼻水の薬、喉の薬、全部不足してるんです。なので、インフルエンザになってしまったとき、爆発的に増えるとこの薬がありません。あの薬がありませんとなって、我慢していただくしかない状況になりかねないです。なるべくかからないことが一番だと思うので、ぜひ予防接種を検討していただければと思います。」
また、そんな状況を避けるためにも手洗いやうがい、換気など基本的な感染症対策を見直すなどして、予防に努めてほしいということです。















