鳥取県米子市で特殊詐欺の発生が相次いでいます。60代女性が還付金詐欺でおよそ296万円、70代男性が架空料金請求詐欺で30万円だまし取られたと、12日、鳥取県警が明らかにしました。
鳥取県警によりますと、被害に遭った米子市の60代の女性は、10月4日、自宅固定電話に年金事務所の職員を名乗る男から「年金の還付金があり、書類を送付しました。手続が必要ですが、どこの銀行で手続しますか」という電話があり、金融機関名を伝えました。その後、別の男から「ATMで手続きする必要があります。ATMについたら電話してください」と電話があり、金融機関のATMで男の指示通り、キャッシュカードを挿入し、ATM画面で操作を終えました。
しかし、男から「エラーが出ました。他の口座はありますか。旦那さん名義の口座でも結構です」と言われ、夫名義のキャッシュカードで同様の操作をしました。さらに翌日、再度同様の手続をするよう指示され、合計3回にわたり約296万円をだまし取られました。振込に使用した口座の金融機関から「他人名義の口座に高額振込をしている」との電話があり、被害が発覚したということです。
警察は、年金事務所の職員を名乗り「年金を返金します」という電話は詐欺なので信用しないこと、ATMでは還付金は受け取れないことなど、注意を呼び掛けています。
一方、米子市の70代男性は、10月8日、携帯電話に「+1」から始まる番号から電話があり、男から「1年前のサイトの登録料が未払いの状態ですので、裁判を行うことになりました。30万円の支払いをして頂いたら告訴を取り下げて、東京で裁判する必要がないように手続します」などと言われ、男の指示通り、コンビニエンスストア2店舗を回り、それぞれの店で10万円分の電子マネーを購入しました。
その後、NTTファイナンスの職員を名乗る別の男から電話があり、男の指示通り、さらに別のコンビニエンスストアで、10万円分の電子マネー購入しました。その後、NTTファイナンスの職員を名乗る男から「コンビニから離れた場所で電子マネーの番号を教えてください」と言われ移動すると、個人情報保護委員会を名乗る別の男から電話があり、「個人情報の抹消手続を行うので、電子マネーの番号を教えてください」などと言われ、購入した30万円分の電子マネーの番号を伝えました。その後、男性の話を聞いた職場の同僚が警察に連絡し、被害が発覚したということです。
警察は、心当たりのない未納料金請求、「非通知」「通知不可」「+1、+44などで始まる番号」の着信は詐欺だと疑うよう、注意を呼び掛けています。















