10日午後に専用列車で北朝鮮の平壌を出発した金正恩総書記が、12日朝、ロシアに入りました。金総書記とプーチン大統領は、近く、およそ4年半ぶりに会談する見通しで、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの武器の供与について話し合うものとみられています。
なぜこのタイミングでプーチン大統領と金正恩総書記の首脳会談が行われるのか。ロシア政治の専門家で島根県大田市出身の中村逸郎氏は、「プーチン大統領にとっては、もう北朝鮮しか頼る所が無い」と指摘します。

中村逸郎 筑波大学名誉教授
「このタイミングは非常に重要で、8月に行われたBRICS首脳会議、9月にインドで行われたG20に、プーチン大統領自身が参加できなかったということで、プーチン大統領は国際社会でどんどん孤立感を深めています。プーチン大統領にとっては、もう北朝鮮しか頼る所が無く、このタイミングで会談を行い、存在感を見せようというわけです」

首脳会談はプーチン大統領と金正恩総書記にとって、それぞれどのような狙いや思惑があるのでしょうか。