13日、鳥取県大山町の「大山」で登山をしていた男性が、およそ20メートル下に滑落しました。
男性は自力で登山道まで戻り、ヘリコプターで救助されました。

琴浦大山警察署などによりますと、滑落したのは兵庫県新温泉町の男性(72)で、13日午前8時頃、妻と大山登山を開始しました。

正午頃、妻と共に下山を開始しましたが、途中から遅れて1人で下山していたということです。

男性は夏山登山道を下山する予定でしたが、途中で道を間違え行者登山道に入り、その後、6合目付近で足がもつれて約20メートル下へ滑落したということです。

午後1時半頃、目撃者から警察に通報があり、その後、消防に通報がありました。

男性は自力で登山道まで戻り、午後3時5分に鳥取県消防防災ヘリコプターで救助され、病院に運ばれました。男性は右肩や右太ももなどを打撲していますが、軽傷ということです。

登山届けは提出されていたということです。