「鳥取のハイジ」と呼ばれる彼女が、ついにその夢をかなえました。
その夢とは自分で作る「観光牧場」、今月遂に、オープンしたんです。
8月4日、安来市にオープンした観光牧場、その名も「やぎのいえ」。
こちらでは、かわいらしいヤギたちはもちろん、イケメン顔のポニーに、ピーターラビットのモデルとなったウサギ、さらに、ミニブタの子どもなど20種類およそ200匹の動物たちが暮らしています。

この「やぎのいえ」の牧場主が、"鳥取のハイジ"こと、竹川奈緒さんです。
観光牧場やぎのいえ 竹川奈緒 代表
「来ていただいたお客様、非常に喜んでいただいて、動物たちもかわいいね、きれいだねと褒めてくれるので、非常に嬉しいです。」

東京生まれ東京育ちの竹川さんですが大山の雄大な自然に魅せられ、2018年4月に鳥取県伯耆町に移住。
長年の夢だった観光牧場を開くため、安来市の製材所跡を買取り、1年前から準備を進めてきました。
小さなころから動物好きで、一番好きなのはヤギ。そのヤギやたくさんの動物と触れあえる牧場、それが竹川さんの夢でした。

当時の竹川奈緒さん
「動物に触れあって温かみを感じてもらって。小さいいのちを思いやる気持ちを子どもたちが芽生えたりだとかをうちにきて感じて帰ってもらえるようなそういうことを提供できればといいなって」
竹川さんの思い描いた夢の完成図。
それが形になった「やぎのいえ」は、『ヤギや動物のことを、もっともっと知ってほしい』そんな思いがあふれる場所です。
まず、来園者には全員、動物のエサをサービス。誰でもエサやり体験が楽しめます。そして、こちらは、ヤギミルクを使ったソフトクリーム。
来園者
「ヤギ、かわいい」
「動物園、ライオンとかいると怖がっちゃうので、こういう安全な動物と触れ合えるっていうのは、子どもにとってはいいかなと思ってます。」
もともと、今年4月のオープンを目指していましたが、思い描く牧場になるまで4か月延期。やっとオープンした今も、牧場の仲間たちの想定外の行動に悩まされることも。

観光牧場やぎのいえ 竹川奈緒 代表
「本当はこれだけでことたりる予定だったんですけど、暇になると引っこ抜いてしまって、自分で出てきちゃうんですよ。」
それでも、笑顔が絶えないのは夢がかなった証。とはいえ、まだまだ、新たな動物の展示や、チーズやソーセージ作りの体験も準備していきたいとのこと。竹川さんが描いた夢の完成図はまだまだ、まだ。広がります。

観光牧場やぎのいえ 竹川奈緒 代表
「また新たな展示場だったり、新たな動物を見せたり体験できるようなことで、どんどん進化していくと思いますので、よろしくお願いします。」















