24日、最も台風7号の被害を受けた鳥取県鳥取市佐治町では、新学期を迎える準備が進んでいました。
「オンラインの授業の試験を始めます」

全校児童35人の佐治小学校。
夏休みは24日までで、25日からの学校再開へ向け準備が行われていました。
佐治町では孤立集落や断水などは解消し、道路の復旧工事のため全面通行止めとしていた区間についても23日から一部の時間帯、地元住民の通行が可能となりました。

ただ、まだ児童の登下校の安全を確保できないなどとして、学校ではしばらくリモート授業にすることを決め、24日は接続などの確認をしました。
担任の先生
「1人ずつしっかりと夏休みの出来事や健康観察に答えてくれたのでとてもよかった」
佐治小学校では今回の大雨で土砂の流入などはありませんでしたが、天井の一部がはがれるなどの被害がありました。

佐治小学校 兒島浩二校長
「子ども達の登下校の安全や職員の安全を確保しながら再開に向けた準備をして、また平常通りの学校で子ども達が過ごせるように明るい声が戻ってくるように準備を進めている」
学校では9月からを目標に校舎で授業ができるよう準備を進めることにしています。