鳥取県米子市は、介護保険料と国民健康保険料の徴収や還付に誤りがあったケースがあったと発表しました。
市によりますと、誤りが発覚したのは、介護保険料と国民健康保険料を年金から天引きする「特別徴収」の事務処理で、2015年度から2021年度までの7年間で76件の誤りがあったということです。
26人に対し、総額で71万5300円多く徴収していて、50人に対し、総額で139万7100円多く還付していました。
2015年に施行された法改正により制度が変更されていましたが、担当職員が内容について解釈を誤っていたことが原因だとしています。
市は、多く徴収していた市民には返還手続きを行うとしていますが、市民に多く還付した分については、徴収できる期限を過ぎていることから市民からの返還は求めないとしています。