北栄町が今年4月に導入したのが、職員の副業を認める「地域貢献副業活動」です。副業可能な範囲など具体的な基準を示し、職員でも、町内の農家や企業などで報酬を得て働けるようになりました。
鳥取県内では初の取り組み、なぜ職員の副業を後押しする制度を導入したのでしょうか。
北栄町 岡本圭司 副町長
「例えば、これまでは家業で農業をしているなど、やむを得ず認めているというものが多かったんです。だけど、今、社会的に人手不足で、公務員が本当に役所の仕事だけしていていいんだろうかと。全国でも30近い自治体がすでに地域の担い手不足に一役買おうという動きが進んでいます。そういった背景もあり、今回、北栄町でも制度を導入させていただきました。」