台風7号の被害について鳥取県の災害対策本部会議が、17日開かれ、残り3か所となった孤立集落の解消に全力を挙げることを確認しました。
鳥取県 平井知事
「ぜひとも孤立集落の解消を実現していかなければならない。」
会議に報告された最新の被害まとめでは、最大9か所、853世帯、1814人に及んだ孤立集落は、道路の応急復旧やヘリによる救助などで、残り鳥取市の佐治町や安蔵など3か所、71世帯、129人なりました。
水道の断水は鳥取市の佐治町と河原町の2か所で続いていますが、17日中に仮復旧の見込みとなりました。
住宅の被害は、鳥取市佐治町で全壊が1棟、床上床下浸水が倉吉市などで23棟となっています。
浸水による事業所の被害は三朝町の4つの温泉旅館など10か所に及んでいます。
県内の宿泊施設では台風接近に伴い、かなりの数のキャンセルが出たということです。