防衛省は12日午前10時ごろ、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表しました。
海上保安庁は「船舶は、今後の情報に留意するとともに、落下物を認めた場合は、近づくことなく、関連情報を海上保安庁に通報してください」と呼びかけています。
12日は午前11時から「全国瞬時警報システム(Jアラート)」訓練が予定されていましたが、中止となりました。
Jアラートは、弾道ミサイル情報や地震津波情報など、国民保護に関する緊急情報を速報メールや防災無線などで瞬時に伝達するシステムです。
鳥取県や島根県は、県民へのメールサービスで、訓練が中止になったことを伝えています。
鳥取県米子市では当初午前11時の訓練で、防災無線での音声伝達などを予定し市民に対し、実際の災害と間違えないようメールなどで呼びかけていましたが、中止連絡については、混乱を招きかねないとして、これ以上の連絡は行わないとしています。