こうした中、来年松江市に進出するのが中国最大手のEVメーカー、BYDです。

キャスター 小崎純佳
「開放感のある車内にスタイリッシュなボディ、ただ山陰ではまだ見たことのない車です。エンブレムには、BYDとあります。」

世界で好評のモデル「ATTO3(アットスリー)」は税込440万円から。来年中には、「BYD AUTO 松江」が開店予定で、それに先立ち、来月1日から開設準備室がオープンし、商談や試乗などを受け付けます。

BYD AUTO 松江 開設準備室 安井恵樹 店長代理
「山陰地方が車社会、車が必需品になっておりますので、一つはそういったところ、また今後、電気自動車がどんどん普及していきますので、その先駆けとして今回松江に出店させていただいた経緯です。」

早速、試乗してみると。

キャスター 小崎純佳
「わかりますかね、車内がすごく静かなんですよね。そして、アクセルを踏むと、すーっと前に進んでいくような、加速がかなりスムーズで、乗り心地抜群です。」

2022年のEV販売台数は、テスラを抜き世界一となったBYD。
もともとバッテリーメーカーということもあり、1回の充電で走行できる距離や、バッテリー寿命が長いのも強みです。

BYD AUTO 松江 開設準備室 安井恵樹 店長代理
「電気自動車はガソリン車に比べると維持費ももちろん安いですし、ランニングコストを非常に抑えることができますので、そういったところも一つ強みかと思っています。」

2025年までに日本国内にショールーム100店のオープンを目指していて、BYDの進出は、ガソリン高を背景に今後、日本のEV市場に大きな影響を与えそうです。