価格高騰が続くガソリン価格。
21日発表のレギュラーガソリンの小売価格(6月19日時点)は、全国平均で170.1円と、前の週より0.8円値上がりしました。
値上がりは5週連続で、170円台となるのは約9か月ぶりです。

石油情報センターによりますと、原油価格が上がっているの加え、政府が価格抑制策として石油元売り会社に支給している補助金が縮小したことも影響したとみられるということです。

山陰両県でみると、鳥取県は173.5円で前の週に比べ1.4円値上がり、島根県は171.9円で前の週より0.7円値上がりしました。

政府が石油元売り会社に支給している補助金の補助率は、6月から2週間ごとに1割ずつ縮小していて、最終的に9月末で終了となります。

6月22日からの補助額はさらに減額されて、1リットルあたり9.0円となります。

石油情報センターによりますと、ガソリン価格は来週以降も値上がりが予想されているということです。