島根県浜田市の中学校で、大型トラックを使った交通安全教室が開かれました。

大型トラックを使用した交通安全教室は、福山通運小丸交通財団が浜田警察署と協力して島根県内で初めて開きました。

15日は、浜田市立第一中学校の全校生徒360人を対象に、長さ約13メートもある大型の10トントラックを使って、左折のときに前輪より後輪が内側を通る内輪差や、右折の時に後輪から後ろの荷室が歩道側に入ってしまうオーバーハングなどについて説明しました。

また、運転席の位置が高い大型トラックからは、車の近くにいる人が見えにくくなる死角が多いことも、生徒らが実際に運転席に座って確認しました。

生徒
「トラックはでっかくて視野が狭くて、事故が起こりそうな車だというのがわかりました。気をつけます」

福山通運では今後も全国で教室を開き、交通事故防止に努めるとしています。