人間の質問に対し、AIが適切な答えを返してくれるAIチャットボット。対話型AIサービス「チャットGPT」を開発したアメリカ企業のCEOが岸田総理と面会するなど活用方法にも注目が集まっています。
実は島根県にもすでに、市民サービスへAIチャットを導入している自治体があります。その実力を確かめてみました。
ユーザーが入力した質問に対して、まるで人間のように自然な対話形式でAIが答えるチャットサービス「チャットGPT」。
去年11月にアメリカの企業・オープンAIが公開し、2か月で1億人以上が利用するなど急成長しています。

世界中で利用が広がっているAIチャット。実は、島根でも…
木谷茂樹 記者
「今注目のAIチャット。行政でもこれを活用した新たな市民サービスが始まっています」
安来市のホームページのトップ画面に現れた市のイメージキャラクター「あらエッサくん」。実はこれがAIチャットの新サービスだといいます。

安来市自治体DX推進室 金築旬さん
「AIチャットボットシステムになります。安来市のホームページと公式LINEでテキストによる質問を、AIが自動で答えるシステムになっています」
4月3日に始まった、安来市版AIチャットサービス。市民が聞きたい行政サービスの質問について、24時間365日、AIチャット・あらエッサくんが回答します。
安来市自治体DX推進室 金築旬さん
「市役所が開庁していない時間でも質問ができる市民サービスの向上と、職員側でも業務負担の軽減につながればという思いで導入しました」
日本語以外の言語にも対応していて、サービス開始から10日間で、およそ800件の質問を受けました。
安来市版AIチャットの実力は? 試してみました。