13日まで広い範囲を覆った「黄砂」。そのピークは超え、山陰地方では14日は過ごしやすい天気となりました。
しかし、16日には再び飛来が予想され、車の運転などに注意が必要です。
14日、島根県松江市内のガソリンスタンドでは、車についた黄砂を洗い流そうと、洗車待ちの車が並んでいました。
洗車に来た客
「黄砂の関係で。週末に向かってまた黄砂もあるんですけども(来た)」
洗車に来た客
「黄砂ですね、やっぱし。(Q週末また黄砂だが?)また洗車に来ますわね。車、大事にしたいしね」
店によると、黄砂が始まった12日以来、洗車の来客が増えているとのこと。
永瀬石油 カーライフ松江大庭サービスショップ 中村洸希店長
「けさももう7時から来ているお客様もおられますので。非常に多いかなと」
汚れが悩ましい黄砂ですが、運転上の注意点があるといいます。
永瀬石油 カーライフ松江大庭サービスショップ 中村洸希店長
「視界も悪くなりますので。普段以上に車間距離等、気を付けて頂いて安全を確保して頂きたいというのと、エアコンですね、車内循環にして頂いて走行されるのが一番良いかなと」
黄砂を入れないようエアコンは内気循環に。
また、雨の降り始めは路面の汚れが浮き滑りやすくなりますが、黄砂で危険性が増すということで、いっそうの注意が必要だということです。
その黄砂、再びやって来るかもしれません。
予想によると、16日ごろ九州を中心に飛来する見込みですが、西よりの風に乗って山陰にも流れ込む可能性があり、この状況は17日の午前中までは続く見込みです。
洗濯物への付着や見通し悪化による交通への影響に注意が必要です。