4日、鳥取市選挙管理委員会は期日前投票に訪れた有権者1人に対し、知事選挙と県議会議員選挙の投票用紙を誤って交付するミスがあったと発表しました。

4日午前8時半過ぎ、鳥取市の気高町総合支所内に設けられた期日前投票所を訪れた有権者1人が知事選挙の投票を行う際に、誤って県議会議員選挙の投票用紙を渡し、投票させるミスがあったということです。

投票用紙の交付機に投票用紙を逆にセットしていたことが原因で、有権者が票を投函した際、投票管理者が投票用紙の色の違いに気づいたということです。

鳥取市選挙管理委員会は1人1票の原則が法で定められているため、この有権者に投票をやり直すことはできない旨を説明し、謝罪。改めて知事選挙の投票用紙を渡し、投票を行ってもらったということです。

県選挙管理委員会は鳥取市選挙管理委員会に対し、期日前投票所における確認を徹底するよう指示するとともに、各市町村の選挙管理委員会に情報を提供し、注意喚起を行ったということです。