4月1日から法改正により、自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されます。
記者 齊尾和之
「あすから新年度です。自転車に乗る際のヘルメット着用の努力義務化が、いよいよ始まります」
31日、鳥取県鳥取市のJR鳥取駅前では、自転車で道行く人のほとんどがヘルメットを着用していませんでした。
自転車利用者
「きょうは暑いしね、きょうまではいいかなと思って」
自転車利用者
「たまに怖いと感じるときはあるが、頭を締め付けられる感じがあり、ちょっと苦しいというのがあります」
市内の自転車販売店。3月中旬からヘルメットを買い求める人が急に増え始めたといいます。
サイクルショップフクハマ 原田靖浩店長
「売り上げは、ほぼ数倍になった。比較的リーズナブルな価格帯のものを求める人が(多く)いる」
正しい着用方法については、眉毛から指1本分くらいの位置にヘルメットの高さを合わせ、前の部分を手で押さえながら後ろのダイヤルで大きさを調整すると良いとのこと。
サイクルショップフクハマ 原田靖浩店長
「主にこめかみが痛くならないくらいの、痛みが出ないくらいの締め具合にしてもらえればいいと思う」
あごひもは前後左右を確認する動作の余裕分として指一本が入るぐらいのすき間が望ましいということです。
死亡した人のおよそ6割が頭部の損傷が原因という自転車事故。
自身の身を守るため正しい着用を心掛けたいものです。