スポーツクライミングのスピードの大会が19日、愛媛県で開かれ、鳥取県の林かりん選手が日本記録を更新して優勝しました。
愛媛県西条市で19日に開かれた「母恵夢カップ第3回スピードスターズ選手権」の決勝で、鳥取県山岳・スポーツクライミング協会の林かりん選手が7秒43をマーク。野中生萌選手が持つこれまでの日本記録7秒55を0.12秒更新しました。
林選手は3月12日に千葉県で開かれた「スピードジャパンカップ」でも、安定して7秒台をマークし初優勝を飾っていました。
なお、今回の大会も、優勝・林かりん選手、準優勝・河上史佳選手、3位・金谷春佳選手となり、ジャパンカップに続いて鳥取県協会が表彰台を独占しました。
林選手の7秒43は、パリオリンピック強化選手選考基準で、スピードの女子では初めてAランクに該当する記録で、世界での活躍に一層期待がかかります。