山陰近畿自動車道の一部となる「岩美道路」が12日、全線開通し、鳥取県鳥取市から兵庫県新温泉町までが一本の道路で結ばれました。
式典が行われた浦富インターチェンジでは、伝統の麒麟獅子舞が上演され、県選出の国会議員や鳥取県・鳥取市・岩美町の代表らがテープカットをして開通を祝いました。
続いて関係者らが乗った車両が、真新しい道路をパレードしました。
12日に開通したのは、浦富・東浜間3.8キロで、これで「岩美道路」が全線開通となり、鳥取市福部から兵庫県新温泉町居組まで15.8キロが一本の道路で結ばれます。
沿線となる、山陰海岸ジオパークで観光客の増加が期待されるほか、救急医療や災害対策のスピードアップが進むことになります。