島根県松江市の七類港内に、外国製の落下傘付信号が漂着していることが、8日分かりました。

境海上保安部によりますと、松江市美保関町七類港内の海岸に漂着していたのは、緊急時などに他の船舶に対して自分の位置を知らせるために用いる落下傘付信号です。

使用すると空に打ち上がった後、傘が開き、発光しながら落下します。

一般の通行人から「不審なものが漂着している」と境海上保安部に通報があり、海上保安官が8日午前7時ごろ現場に向かったところ、長さ25センチ・直径5センチの落下傘付信号が2本漂着していたということです。

落下傘付信号は外国製とみられ、未使用の状態で漂着していて、8日現在、境海上保安部で保管されています。

境海上保安部は、海岸漂着物を発見した時は、不用意に触ったりすると破裂し、けがをする危険性があるとして、近付かずに118番通報してほしいとしています。