第八管区海上保安本部は24日、美保航空基地所属のヘリコプターの部品が一部外れ落下した可能性があることが分かったと発表しました。
いまのところ被害の情報は入っておらず、外れた部品はまだ見つかっていません。


美保航空基地によりますと、基地所属のヘリコプター「アグスタ式AW139型機(JA967A)」のメインローター・ブレードを制御する部品に取り付けられているプレート状の銘板が外れているのが、24日の飛行前機体点検の際に見つかったということです。

脱落した部品はアルミニウム製で、長さ約1.8センチ、幅約3.5センチ、厚さ約1ミリ、重さ約2グラム以下で、外れたことによる機体の運行に支障はないということです。

ヘリコプターは、直近で23日午前10時47分から午後0時20分の約1時間半、美保飛行場付近の上空300メートルを飛行。

飛行中に外れた可能性が高いとみていますが、当該部品の発見情報や被害情報はいまのところないということです。

美保航空基地が落下原因について調査しています。