第4次ブームが来ていると言われる「カプセルトイ」。ガチャとも言われますが、2月17日は「ガチャの日」とのこと。
進化し続けるガチャ。ついには、身に着けて持ち運べるガチャマシンも登場しました!


記者 土江諒
「こちらの壁のようなものが立ち並んでいてまるで迷路に迷い込んだかのような錯覚に陥っているんですが、これ全てガチャなんです」

去年6月、鳥取県米子市にオープンした「ガチャガチャの森 東福原店」。
ガチャマシンの数は当初約600台でしたが、人気を呼び、今はその数1040台に増大!西日本最大級を誇ります。

自身も大のガチャ好きという足立店長に、いま"来ている"アイテムを紹介してもらいました。

ガチャガチャの森 東福原店 足立沙貴店長
「食べ物のリアルな商品というので、こういうのが結構人気になっている」

おにぎり形のカプセルに、具がトッピングされた指輪が入った「おにぎりん具」。

記者 土江諒
「お!出し巻明太でました。これお酒進むやつじゃないですか」

一方、中学生が熱狂していたのが…。

中学生
「ゴリランドセルマスコットフィギュアを買って、今これとこれしか出てなくて、これがやっぱり欲しい」

ランドセルを背負った屈強なゴリラ、その名も「ゴリランドセル」。
足立店長によると、くすっと笑えるその見た目が客の心をわしづかみにしているとか。

コロナ禍ならでは、リモート会議での"困った"を解決する様々なライト「USBリモート会議ライト」。
記者が回して出てきたのは「集中中」のライトで、これをパソコンにつけておけば、誰かに話しかけられる心配はなさそうです。

他にもレトロブームに乗った商品など、様々なガチャが客の好奇心を駆り立てます。


「食パン(買いました)。きょうは習字で金賞を取ったからご褒美にこれを買ってもらいました」

ガチャガチャの森 東福原店 足立沙貴店長
「カプセルトイ自体、第4次ブーム。かなり盛り上がってきているので、色々なお客様が注目されている」

こうなると、いつでもどこでもガチャと身近にいたい!という人も出てくるはず。
そこでなんと…。

タカラトミーアーツ 名取祥子さん
「こちらは『しょいガチャ』という商品になります。街にあるガチャマシンをそのままリュックサックにしたという商品になっております」

ガチャマシンの形をしたリュックサックが登場です!
タカラトミーアーツが1月に発表した新商品「しょいガチャ-Showy Gacha-」です。

タカラトミーアーツ 名取祥子さん
「一番こだわりましたのがこちらのハンドルです。実際にカチャカチャという100円玉を入れて回す時の、何が出るかなってワクワクドキドキ感をそのまま再現した」

細部までこだわったという、聞けば聞くほど面白い商品ですが、遊び心だけで生まれたというわけではないようです。

タカラトミーアーツ 名取祥子さん
「カプセルトイではないガチャの楽しみ方を全社を挙げて提供しておりまして、あのワクワクドキドキをいつも肌身離さず持ち歩いていただきたい、そういった切り口で考えたのがこちらの商品になっております」

ガチャへの深い愛情も込められていました。

ユニークすぎる「しょいガチャ」は受注生産。
予約は2月26日までで、7月ごろに販売されるということです。