鳥インフルエンザの影響による卵の価格高騰が止まりません。

JA全農たまごによりますと、卵Mサイズ1キログラムあたりの卸売価格は、325円と統計開始以来の最高値を更新しました。


こうした中…。

記者 土江諒
「コク深いデミグラスソースと、とろっとろの卵たまらないですね。卵を一番おいしく味わえる料理ってやっぱりオムライスですよね」

鳥取県米子市にある洋食店「ローリエ」。
こちらの人気メニューはオムライスで、1人前に使われる卵は贅沢にも3個。朝食メニューでも卵を使うため、多い日には1日20キロ、1か月で300キロ以上の卵を使います。

ローリエ 新田文也さん
「去年の今ごろと比べたら(10キロあたり)1000円以上値上がり。きょうも卵屋さんと話していたが、まだいつ上がるかわからないって言われて」

10キロあたりの価格は去年の約1.5倍に。先週から2週連続で値上がりしているということです。

ほかの食材の値上がりもあり、去年7月、メニューのほとんどを50円値上げしました。
しかし…。

ローリエ 新田文也さん
「今はそのままで踏ん張っているけど、また後で相談して(値段を)上げざるをえないかもしれません」

様々なものの値上がり。
先が見えない状況に飲食店では不安を抱えています。