広範囲で大雨 土砂災害や河川の増水に警戒

台風24号から変わった熱帯低気圧は、日本の南を北上しています。この熱帯低気圧は9日の朝には西日本太平洋側で前線上の低気圧に変わる見通しです。

前線は10日にかけて西日本から東日本にほとんど停滞する見込みで、熱帯低気圧や上空の気圧の谷の影響が加わることで活動が活発化します。

このため、まとまった雨の範囲は8日から10日にかけて西日本・東日本の日本海側や東北地方にまで広がり、広い範囲で大雨となる見込みです。

前線や低気圧の周辺では大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って非常に激しい雨が降る恐れがあります。西日本から東北地方では10日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

8日午前6時からの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で四国地方と東海地方で200ミリ、近畿地方で180ミリ、北陸地方と関東甲信地方で120ミリ、九州北部地方で100ミリとなっています。

落雷や竜巻などの激しい突風にも注意

南西諸島から東北地方にかけては、10日まで大気の不安定な状態が続くため、落雷や突風、ひょうに注意が必要です。局地的に竜巻などの激しい突風が発生する恐れもあります。

南西諸島では、10日にかけても所々で発生する対流雲の影響で、落雷や突風、急な強い雨に注意が必要ですが、10日からは次第に安定した晴天が広がる見込みです。

強風やうねりを伴う高波

熱帯低気圧や前線帯の影響で気圧の傾きが大きくなる所があるため、全国的には9日にかけて、西日本と東日本では10日にかけて、強風やうねりを伴う高波に注意が必要です。

明日9日にかけて予想される波の高さは、北海道地方、関東地方、伊豆諸島、近畿地方、中国地方、四国地方、九州北部地方で4メートル、東北地方、北陸地方、東海地方、九州南部、沖縄地方で3メートルとなっています。

気象庁は、今後の警報・注意報や気象情報に留意し、危険な場所には近づかないよう呼びかけています。